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どのくらいの期間を続ける必要がありますか? |
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効果が表れるまで数か月から1~2年かかります。
効果がある場合は治療を続け、全期間として3~5年の継続した治療が必要になります。
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治療を終了した後も効果が続きますか? |
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治療に効果が有り治療を続けた場合、治療期間が長いほど
治療終了後の効果が長期に持続すると報告されています。
但し、一部の方では治療終了後に効果が減弱する場合があります。
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他に病気がありますが、アレルゲン舌下免疫療法を受けられますか? |
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以下の病気の方は治療を受けるに当たって注意が必要です。医師にご相談下さい。
・悪性腫瘍または免疫系の病気(リウマチなど)
・重症の気管支喘息
・β(ベータ―)遮断薬、抗うつ薬、抗パーキンソン病薬、ステロイド薬を内服中の方 |
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アレルゲン舌下免疫療法中はアレルギー治療薬を使えますか? |
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基本的に内服薬、点鼻薬、点眼薬とも使用は問題ありません。
舌下免疫療法で効果が出てくると逆にアレルギー治療薬の使用を減らすことができます。
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のど調子が悪い時や歯を抜いた時は薬の服用はどうすればよいのでしょうか? |
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のどの腫れが非常に痛いとき時、 抜歯後など口腔内に傷や腫れのある時や、体調の悪い時は薬を一時中止する必要があります。
薬の中止、及び再開については医師に相談してください。
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飲み忘れたり飲む量を間違えた場合どうすればよいのでしょうか? |
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服用を忘れたときは、同日中に気付いた場合はその日の分を服用して下さい。
前日に忘れた場合には翌日に2日分の量は飲まず、1日分のみを服用して下さい。
誤って多くに服用した場合は直ぐに吐き出してうがいをして、
翌日以降は正確な容量を服用するようにして下さい。
舌下に保持せずに飲み込んでしまった場合は、同日の再度の服用は行わないで下さい。
翌日以降改めて正しい用法容量で服用して下さい。
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季節に関係なくいつでも治療が開始できますか? |
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ダニのアレルゲン舌下免疫療法は開始時期に制限はなくいつでも治療が開始できます。
一方スギは花粉が飛んでいる時期はスギに対する体の反応が過敏となっています。
この為スギ花粉が飛んでいる1~5月はスギの舌下免疫療法を開始することはできません。
飛散終了後のなるべく早い時期から開始します。
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妊娠をした場合や授乳をする場合は治療が受けられますか? |
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妊娠中の治療に関しては安全性が確立されていません。
一方授乳はスギ、ダニともアレルゲン舌下免疫療中は授乳を控えて下さい。
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