イネ科花粉症

イネ科の植物とは

花粉症といえば、春先に山から黄色い花粉が飛んでくる『スギ・ヒノキ』を連想しますが、その他にも花粉症を引き起こす植物があります。

イネ科の植物は、雑草として道端や田んぼ、川原などに、広く生息しています。

イネ科の植物は種類が多く、春から秋にかけていろいろな花粉を飛ばします。


 

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イネ科花粉の特徴

イネ科の花粉は、スギやヒノキの花粉のようにあまり遠くまで飛びません。

しかしイネ科の植物は、道ばたや土手などに広く群生しているために、日常の生活で花粉にさらされやすい環境にあります。

また、イネ科の花粉は、イネ科植物全般に共通するアレルギーの原因物質(共通抗原)を持っています。

このため、あるイネ科植物の花粉症が出た場合、他の複数のイネ科花粉にも反応し、症状が長引く場合があります。


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代表的なイネ科植物



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イネ科花粉症の対応

・イネ科の花粉は遠くまで飛びませんので、イネ科植物が群生している『田んぼ』や『川原』に近づかないようにして、花粉を避けましょう。

・家の周辺に、イネ科の雑草がある場合はなるべく除草しましょう。

・イネ科の花粉はイネ科植物全般に共通する原因物質(共通抗原)のため、症状が長引いたり、意外な時期に鼻水・くしゃみ・鼻づまりが出たりします。

症状が続く場合は専門医の診察を受けてください。


 

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